1858年、最初の気球写真から始まった航空写真は、定期的に同じ場所を撮影することで、Googleマップの「ストリートビュー」で見られる「タイムマシン機能」のように、時系列で景観の変化を追うことができる。
過去と現在の航空写真を比べて、土地利用の変化を調べたり、地形と災害の危険性の関係を学習したり、航空写真上にほかのデータを重ね合わせたり、学校の教育現場でも航空写真の利活用が進む。
ドローンは、航空法と電波法の規制で、申請無しで飛行できる高度は地表または水面から150メートル未満。小型航空機は、酸素ボンベを積んでいない場合は、対地高度約300メートルから3,000メートル。成層圏ドローンは2万メートル。人工衛星の最低高度は200キロ。高高度気球では、2013年9月20日、日本のJAXA(宇宙航空研究開発機構)が、超薄膜高高度気球の飛翔性能試験を実施し、到達高度53.7キロを記録した。
観察眼(五感)を鍛え、知覚で見たビッグデータを"見える化"する画家の洞察力と再現力は、重要な情報を引き出す質問力、確実に理解してもらえる伝達力、失敗しない判断力などの育成につながるという考え方から、米国の有名大学や大手企業では、高校3年間の成績(GPA)以外に、"絵画鑑賞(美術)"や音楽を学習することが重視されている。日本での天文教育の目的は、時間概念、空間概念、物質の輪廻(りんね)を学習して、創造性をはぐくむこと。
ゴッホに続き、1923年~1924年に、ムンクがノルウェーのオースゴールストランで描いた「星月夜」に描かれている星を、現代の天文学で検証すると、1924年8月下旬の午前3時30分ごろ、北北西に冠座と牛飼い座の一部が確認でき、地平線辺りが明るいことも、絵画と一致。ムンクが感情のままに絵を描いたのではなく、実際に星空を観測し、絵画に天体の方角位置関係を正確に描いたことがわかる。
NHKの生活時間調査による日本人の平均睡眠時間を見ると、1995年は7時間27分で2010年まで減少傾向が続き、その後は横ばいで2020年は7時間12分だった。コロナ禍での睡眠時間の変化はほとんどなかった。一方で厚生労働省の令和3年「簡易生命表」によると、2021年の日本人の平均寿命は男性が81.47歳で、女性が87.57歳。単純計算で、われわれは一生うち、女性が26年、男性が24年、寝ていることになる。
睡眠は脳波(Electroencephalogram)によって定義でき、脳の活動が低下するノンレム睡眠と、体は動けないが、高いレベルで脳が活動しているレム睡眠がある。睡眠にはリズムがあり、ノンレム睡眠とレム睡眠が、約90分単位の繰り返しで成り立っている。地球の1日は24時間だが、人の体内時計の1日は約25時間周期といわれ、1日1時間ずつ後ろにズレていく。
衣服によって性の境界を超えるクロスドレッサー(異性装)、なかでも女性が男性に属する服装をする男装は、女性としての規範や役割からの逸脱、性別を偽る偽装や武装、装いとしての男装など、その理由はさまざま。
物語や演劇で異性装を描いた作品は多く、シェイクスピアの「ヴェニスの商人」では男装のヒロインが活躍する。手塚治虫の漫画作品「リボンの騎士」主人公のサファイア、池田理代子の漫画作品「ベルサイユのばら」に登場する男装の麗人オスカルは有名。また、宝塚音楽学校の卒業生で、未婚女性だけで構成される宝塚歌劇団の団員たちは「タカラジェンヌ」と呼ばれ、異性配役に多くの女性ファンがいる。
「温泉」の歴史はとても古く、火山活動が盛んな場所では数万年前から湧き出ていたといいます。日本では「古事記」や「日本書紀」にも温泉の記述があります。温泉には様々な成分が含まれており、入浴することで病気が善くなったり体にいいとされています。
文字の歴史は古く、紀元前7千年ごろの新石器時代にさかのぼる。文字は、はじめ実用として生まれたが、文化の進展につれ美的に表現する方法が生まれた。この美化された文字を「書」という。
英語のカリグラフィ(calligraphy)は、デザインされた装飾文字を指し、文字の美しさを追求するという点では「書」と同じだが、必ずしも絵画と同列に藝術としては捉えられておらず、筆と墨などを用いて漢字や仮名を美しく書くことによって表現される、東洋の書(造形藝術)とは異なる。書は中国と日本で発達した独特の芸術で、漢字のもつ造形的な要素と密接な関係がある。
世界初の自動車は、1769年にフランスのニコラ・ジョセフ・キュニョーが作った蒸気三輪とされる。フランス軍が砲車をけん引するために製造された。ガソリン自動車が誕生するのは1886年ごろで、ドイツのカール・ベンツが、世界で初めて4サイクルガソリンエンジン(内燃機関)を搭載したクルマを発明し、実際に販売した。
250年前に誕生したクルマは、100年以上に渡って内燃機関が主流だったが、化石燃料枯渇問題、温室効果ガス排出問題など、社会環境は大きく変化し、問題を解決できる電気動力へのシフト気運が高まる。また、自動運転にかかわる技術開発や法整備が急ピッチで進み、社会的な関心も高まりつつある。
世界中に影響を与えた軍事侵攻、パンデミック、物価高騰と、不安な気持ちをかきたてる出来事が続く2022年だったが、生命力にあふれる新しいつぼみも確実に芽吹きはじめた。
日本国内で年間1,000億回以上、世界全体で推計2兆回以上利用される「Google検索」で、日本で急上昇したキーワードを見ると、2021年は「東京 2020 オリンピック」「大谷翔平」「東京リベンジャーズ」「モンスターハンターライズ」「呪術廻戦」が上位だったが、2022年1月1日~11月24日の調査では、「安倍晋三」「上島竜兵」「au通信障害」「スプラトゥーン3」「ウクライナ」「渡辺裕之」「全国旅行支援」「ワールドカップ」「エルデンリング」「山上徹也」が上位を占めた。「エルデンリング」は2022年2月25日に発売されたアクションRPG、「スプラトゥーン3」は、2022年9月9日に発売された任天堂のアクションシューティングゲームだ。
サッカーのワールドカップを主催する国際サッカー連盟(FIFA)は、1904年5月21日、フランス、オランダ、スイス、デンマーク、ベルギー、スウェーデン、スペインの7か国が参加し設立された。近代オリンピックを開催する国際オリンピック委員会(IOC: International Olympic Committee)が設立された1894年の10年後に当たる。2021年7月、国連加盟国と地域数は193だが、FIFA加盟国と地域数は、2022年4月15日現在、215にのぼる。
顕微鏡学者マレック・ミシュ(Marek Mis)の光学顕微鏡写真は、さまざまな照明技術を組み合わせて、肉眼では見えない生物学的構造(科学的な役割)と豊かで見事な色彩(アート)を実現する。
米国の微生物学者、ポール・デ・クライフ(Paul De Kruif:1890-1971)の著書「微生物ハンター(Microbe Hunters:1926)」に大きな影響を受けたというマレック・ミシュは、顕微鏡は異次元の扉を開く道具で、ミクロの世界には探索すべき領域が非常に多く、40年間にわたる撮影キャリアをとおして、新しい発見の連続。終わりのない冒険が続く。
ユニフォトプレスのパートナー「Science Photo Library」が契約する顕微鏡学者マレック・ミスの芸術と科学を兼ね備えたミクロの小宇宙旅行。
世界で取り引きされるメタル(金属)市場の95%を鉄(Fe,Iron)が占める。残り5%程度の非鉄のうち、需要量が100万トンを超える銅(Cu,copper)、鉛(Pb,lead)、亜鉛(Zn,zinc)を「ベースメタル」と呼称される。広義では、鉄とベースメタル以外の金属を「レアメタル」と呼ぶ。
レアメタルの厳密な定義はないが、技術的価値があり、非鉄金属専門の先物取引所のLME(London Metal Exchange:ロンドンメタル取引所)で取引されていない市場規模の小さい金属で、1984年に当時の通産省が定めた工業用需要が予測される「レアメタル31」を、レアメタルと呼ぶことが多い。
また、レアメタル31のうち、希土類に属するスカンジウム(Sc,Scandium)、イットリウム(Y,Yttrium)、ランタン(La,Lantern)からルテチウム(Lu,Lutetium)までの17元素は「レアアース」と呼ばれる。
世界の報道写真を扱う、ロンドンの独立系フォトエージェンシー・panos picturesをご紹介します。
オペラ座はパリにある歌劇場で、華やかなネオ・バロック様式の建築が有名です。オペラ座はその設計者の名前シャルル・ガルニエからガルニエ宮とも呼ばれ、名作「オペラ座の怪人」の舞台にもなりました。
マリー・エヴァンス・ピクチャーライブラリー(以下、マリーエヴァンス)は1964年にイギリスの緑豊かな町、ブラックヒースで創業しました。
ノルマン人による征服にはじまる血なまぐさい王室の始まりから、現在の平和な王室まで、貴重な写真とともにその王位継承の歴史をご紹介いたします。
フランスの一大観光地、ヴェルサイユ宮殿はルイ14世によって建てられたバロック建設の宮殿で、美しい建物と、花が咲き誇る広い庭園が有名です。
この度ユニフォトプレスはイタリアの老舗フォトエージェンシー・Mondadori Portfolioと提携いたしました。
東洋と西洋では自然に対する考え方に違いがあり、東洋では自然は人とともに共生するものとして考えられ、一方西洋では自然は人が支配するものだという考え方がありました。
遠い昔、恐竜の化石を発見した人々は聖書の天地創造を信じていたためそれらが悪魔の仕業だと考えていました。
動乱の幕末期から新時代・明治期に活躍し、浮世絵の歴史の最後を彩った絵師たちを紹介します。
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