2021年を振り返る

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2021年を振り返る

2021年は様々な出来事があった。「100年に1度の変革期」ともいわれる大改革に直面し、ポスト・コロナへの対応が問われており、「後世に引き継ぐべきもの」か「負の遺産」か、「金字塔」か「過去の異物」か、「今どき」なのか「時代遅れ」なのか、相克を表面化。大きな社会変動のうねりの中で、変容を見据えることが重要となっている。経済には浮き沈みや停滞があるが、テクノロジーに停滞はなく進歩し続ける特徴がある。

Category : 報道

Date : 2021.12.15

2021年のポップ・カルチャー

コロナ渦でステイホームを強いられたことで「Uber Eats」や「出前館」などのデリバリーサービスが勢いを増し、「Club house」、Twitterの「Spaces」、Facebookの「Live Audio Rooms」などの音声SNSが普及。中国のByteDance社が開発運営する「TikTok」が、米英でYouTubeの利用時間を上まわり、Netflixで配信される韓国のサバイバルドラマ「イカゲーム」が大ヒット。SDGsに代表される環境との共生観点からサステイナブルをテーマにした商品がトレンドになった。

2021年のスポーツ

袋小路に陥った感が否めないオリンピック・ブランディングの中で、最後の聖火を灯し注目を集めたテニスの大阪なおみ選手は、スポーツ選手のメンタルヘルスを考えるきっかけを作り、着用したマスクを通じてBLM(ブラック・ライブス・マター)運動へも世界へメッセージを発信し、スポーツが発信する「多様性と調和」を個人からアピールした。
米国スポーツ庁は、正式にeスポーツをスポーツと認定し、海外から参加するeスポーツ選手には、スポーツビザが発給される。ノルウェーの公立高校では、週3回、体育の授業の中でeスポーツを学ぶ。日本でも高校の教師向けのeスポーツに対する支援・保護・育成がはじまった。

2021年のコロナ禍

2021年、日本でもコロナワクチン接種が始まった。米国や英国などG7の中で最も遅い接種開始で、東京オリンピック開幕7週間前でのワクチン接種率は、約3.5%だったが、11月には75%(80歳以上の接種率は95%)を超えたが、変異種の動向が注視されている。
コロナ渦は、社会に大きな制約を加えることとなったが、社会の変容に伴う新しい価値観と、これまでの価値観に対する変化が生まれた。

2021年の政治

各界で「スーパーヒーローの出現への期待」が高まる中、政界では各国の元首が更新し、経済やエネルギー問題の解決に加え、世界の分断(価値観の対立)と格差の是正、感染監視とプライバシー、競争から協調への流れ、SDGsに代表される共生行動指針の遵守など、地球中心設計や異文化理解の重要性を理解したリーダーシップが問われる。

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