動画で見る日本の近現代

SPECIAL FEATURE

動画で見る近現代日本

文字や写真ではなく、映像での歴史アーカイブというのが今見直すべきポイントに来ている。衝撃的な出来事であればあるほど、写真よりも映像のほうが視聴者の心に残る。今はデジタルというアーカイブの方法があるが、ほんの少し前まではアナログでしか記録は残すことができなかった。映像は、忠実な記録以外に戦争のプロパガンダや敵国のことをより知るための手段として特に戦争において利用され、発展してきた。今回の特集ではユニフォトプレスのパートナーであるAPアーカイブ、Critical Past(クリティカル・パスト)が誇る近現代日本の貴重な映像資料をご紹介する。

Category : 報道

Date : 2022.02.22

自然災害

豪雨、高潮、津波、地震、噴火など日本は自然災害が多く、特に近代日本では地震の後に起こる家屋の火事など二次災害で多くの被害者を出してきた。日本列島自体は4つのプレートによって形成されていることから地震や火山が多い国だと言われている。また集中豪雨についても、日本はアジアモンスーン地域に位置していることが梅雨と台風の時期に豪雨が起きやすい理由だと言われている。

アメリカによる日本研究

1900年代初期においてアメリカでは映画製作が本格的し、音の録音やワイプなどの演出といった映像技術が向上していた。こういった背景もあり日本をよりよく知る手段としてアメリカの国家機関や民間の報道機関が日本を紹介する映像記録を作成した。神社にお参りし、お祭りを行う様子は神秘的な日本として紹介され、田植えをする人々の姿は自然と共存する国民性として紹介された。

戦争の記録

日本とアメリカが戦争になると、日本に関する映像は単純に国民性や文化の紹介にとどまらず、プロパガンダ的な意味合いを持つようになった。日本が資源に枯渇しているという分析や、アメリカの爆撃機が飛んでいる様子をアメリカ国民に見せることで、アメリカ本土の人々の戦争に対する士気を上げる役割を果たした。

戦後の日本

終戦後、日本は軍事的な国ではなく、平和と経済に重きを置く国へと転換していった。1950年の朝鮮特需を受け、日本の各種産業の業績が好転し、その後の高度経済成長の礎となった。1951年に連合国による占領が終わると、国際情勢の中で日本はアメリカとの友好な関係を築いていくのだが、アメリカ側からの友好的なまなざしが映像資料の中に見て取れる。

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