SPECIAL FEATURE
文字や写真ではなく、映像での歴史アーカイブというのが今見直すべきポイントに来ている。衝撃的な出来事であればあるほど、写真よりも映像のほうが視聴者の心に残る。今はデジタルというアーカイブの方法があるが、ほんの少し前まではアナログでしか記録は残すことができなかった。映像は、忠実な記録以外に戦争のプロパガンダや敵国のことをより知るための手段として特に戦争において利用され、発展してきた。今回の特集ではユニフォトプレスのパートナーであるAPアーカイブ、Critical Past(クリティカル・パスト)が誇る近現代日本の貴重な映像資料をご紹介する。
豪雨、高潮、津波、地震、噴火など日本は自然災害が多く、特に近代日本では地震の後に起こる家屋の火事など二次災害で多くの被害者を出してきた。日本列島自体は4つのプレートによって形成されていることから地震や火山が多い国だと言われている。また集中豪雨についても、日本はアジアモンスーン地域に位置していることが梅雨と台風の時期に豪雨が起きやすい理由だと言われている。
1900年代初期においてアメリカでは映画製作が本格的し、音の録音やワイプなどの演出といった映像技術が向上していた。こういった背景もあり日本をよりよく知る手段としてアメリカの国家機関や民間の報道機関が日本を紹介する映像記録を作成した。神社にお参りし、お祭りを行う様子は神秘的な日本として紹介され、田植えをする人々の姿は自然と共存する国民性として紹介された。
日本とアメリカが戦争になると、日本に関する映像は単純に国民性や文化の紹介にとどまらず、プロパガンダ的な意味合いを持つようになった。日本が資源に枯渇しているという分析や、アメリカの爆撃機が飛んでいる様子をアメリカ国民に見せることで、アメリカ本土の人々の戦争に対する士気を上げる役割を果たした。
終戦後、日本は軍事的な国ではなく、平和と経済に重きを置く国へと転換していった。1950年の朝鮮特需を受け、日本の各種産業の業績が好転し、その後の高度経済成長の礎となった。1951年に連合国による占領が終わると、国際情勢の中で日本はアメリカとの友好な関係を築いていくのだが、アメリカ側からの友好的なまなざしが映像資料の中に見て取れる。
こんな写真を探している
こんな企画があって写真を多数使用したいなど、
ご相談は無料で承っております。
TEL | 03-3264-3761 | お問い合わせフォーム |
---|
教科書、教材、出版、放送、広告、WEB、各種商品化などにご使用いただける画像約1億5,000万点からご希望の画像をキーワード検索し、注文することが出来ます。
報道・風景・動物・人物・絵画写真、歴史、美術、映画、サイエンス関連画像など豊富な種類を取り揃えており、随時新規画像を追加しております。
まずは新規会員登録をお願い致します。会員登録をして頂いたお客様は画像の詳細情報の閲覧やライトボックスやショッピングカートのご利用、使用料金の問い合わせ、画像のオーダーからダウンロードをすることが出来ます。
当サイトに無い画像につきましても弊社スタッフが提携先より幅広く検索してお客様に紹介する“写真検索サービス”がございます。
また、国内外の美術館や博物館、研究機関からの個別取り寄せや、英文、写真の“著作権許諾申請代行サービス”など各種サービスも積極的に行っておりますのでご活用ください。
画像使用料金はご使用用途によって異なりますのでお気軽にお問合せ下さい。
ご不明な点がございましたらお電話、お問合せフォームでの連絡をお待ちしております。